Buschは、ブラックフォレストをルーツに持ち、 40か国以上へワールドワイドに展開しています。
各地域に根付いたDNAが、当社の企業文化に取り込まれています。グローバル企業ではありますが、当社は各地の現地法人が改革者として、地域に根差した活動をしています。
当社では、世界中の多くの地域コミュニティをサポートすることを使命とし、 経済的および物理的な支援という形でそれを行っています。これはビジネスを超えて実践されています。
たとえば南アフリカとインドでは、未来ある子どもたちの教育支援を行っています。また、研究を支援し学習を奨励するために、最新の真空ポンプテクノロジーを大学に提供しています。
当社では赤十字社および消防隊を支援しているほか、 近隣において重要な役割を果たしている地域の慈善団体への寄付も実施しています。また、地域のスポーツクラブのスポンサーも務めています。
当社では、地球を大切にするだけでなく、そこで暮らす人々の地域コミュニティを維持し、成長させることも私たちの責任であると考えています。
多様性は、誰もが口にする話題です。リップサービスで終わる人が大半ですが、当社ではそれを実践しています。
簡単なことではありませんが、この難しい課題を受け止めています。50年以上前の創業以来、当社は機会均等、個々の経歴、個人の能力を重視してきました。
それが当社の強みであり、ソリューションに対する創造的アプローチの源となっています。女性は世界人口の半分以上を占めていますが、その可能性はまだ十分に発揮されていません。しかしながら、多様性はジェンダーに限った問題ではありません。民族および社会的背景、性的指向、能力や障害、さらにはニューロダイバーシティの問題でもあります。真のチームビルディング、モチベーション、そして確固たる意思決定のためには、一体感が不可欠です。Buschでは、「垣根を越えて」という言葉は単なる求人広告の流行語ではありません。国籍、信仰、性別が異なる人たちが、当社のオープンな企業文化に支えられ、守られながら、非常に高い生産性を発揮しています。当社にとって大切なのは、一人ひとりです。当社は従業員の成長を後押しします。当社は、自社を単なるファミリーカンパニーではなく、あらゆる側面や世界観、技術を網羅したひとつの大きなグローバルファミリーとして捉えています。当社の3人目の社員は聴覚障害者でした。また、スペインの販売会社のトップは1980年代から女性が務めているほか、すべての現地法人は地元で従業員を雇用しています。本物の家族のように互いに助け合いながら、 お客様のために最適なソリューションを開発しています。それは、多様性があるにもかかわらず、ではなく多様性があるからこそだと言えます。
エネルギー効率が高く、長く使える製品は良い製品です。しかし、そのような製品を持続可能な方法で製造できれば、さらに素晴らしいことです。
それこそが、当社が環境への影響を考慮しながらイノベーションを創造する理由です。
製品の世代がひとつ新しくなるごとに、前世代と比べて最大で20%の省エネが実現することも少なくありません。当然のことながら、静音性、堅牢性、使いやすさも向上しています。
廃棄物を減らし原材料の消費を抑えることは、当社にとって当たり前の行動です。現在、Buschは電力の多くを風力や自社のソーラーパネルといった再生可能エネルギーから得ています。
オーストリア、デンマーク、スペインなどでは、すでに利用しているエネルギーの100%が持続可能な供給源によるものとなっています。さらに、時間帯や地域の気候に合わせて空調システムをプログラムしたり、機械の排熱をオフィスや製造場所の暖房に利用したりすることで、二酸化炭素排出量も削減しています。
未来は緑に溢れています。当社の真空ソリューションは、お客様が環境への配慮をさらに進めるために役立ちます。
当社の製品は、持続可能な産業プロセスに不可欠な主要なコンポーネントであり、世界中のお客様の環境面での改革と省エネの実践をサポートしています。
そのひとつの方法が、自動的に需要に合わせることで大幅な省エネを実現する速度制御機能付き真空ポンプです。
さらに、真空ポンプからの排熱をオフィスの暖房に利用するインテリジェントな熱回収コンセプトもあります。
持続可能な燃料の生産、プラスチックボトルの再利用、風力タービンのブレードの強化といった点で当社がお客様のお役に立っています。
当社は、未来のテクノロジーを開発しています。水素循環ブロワーによる未来のゼロエミッションモビリティへの大きな貢献もその一例です。当社のオンサイトサービスは世界各地でご利用いただけるため、真空ポンプの大きさにかかわらず、修理のために長距離の輸送が必要となることはありません。
これらはすべて、有害な温室効果ガスの環境への放出を削減するための取り組みです。
当社の歴史は、ある持続可能なアイデアから始まりました。Dr KarlとAyhan Buschには、すべての人に健康的で保存のきく食品が行き渡り、飢餓も食品ロスもない世界を実現するというビジョンがありました。
これを実現するために、彼らは食品の真空包装用途で初の真空ポンプを開発しました。真空を利用することで、食品の保存期間を延ばし、新鮮さと栄養価をキープすることができます。あとは、皆さんご存じの通りです。
今、世界中の食料品店を見るだけでも、彼らの持続可能なアイデアが普及していることが分かります。マーケットリーダーとして当社は、真空包装テクノロジーに磨きをかけながら、これまでこの分野でのトップシェアを保ち続けています。
当社は、より多くの人々に健康的な食品を提供することに貢献しています。食糧問題は、現代の大きな課題のひとつです。当社は、その中で果たすべき役割に取り組んでいます。