安全な輸送、効率的な保管、真空ポンプ開梱の容易性、そして再利用性を約束します。出典：Busch LLC。
再利用可能な真空ポンプの梱包
Busch、真空ポンプの輸送用ケースに再利用可能かつ100%リサイクル可能なプラスチックを採用することで、持続可能な環境への取り組みを開始
真空ポンプ、ブロワー、コンプレッサー、真空システムのメーカーとして最大手の1社であるBusch Vacuum Solutions USAは、地球環境の保全を目的とした新たな取り組みを始めます。製品の出荷に、再利用可能な100％再生プラスチック製の輸送用ケースを使用することを発表しました。
この新しい輸送用ケースは、サプライチェーン全体でより環境に配慮した持続可能な社会を目指すブッシュ社の取り組みを示すものです。高密度ポリエチレンの再生プラスチック100%で作られたこのケースは、過酷な環境条件にも耐え、真空ポンプを安全に保護します。ケースが再利用できるほか、従来輸送に使用していた段ボール箱や包装材が不要になったことも大きなメリットです。使い捨ての資材をなくすことで、埋め立て廃棄物、空気、水、土壌の汚染、および製造プロセスにおける二酸化炭素排出量の削減が実現します。
新しい輸送用ケースの使用による、環境の持続可能性への貢献は小さくありません。さらに、コンパクトなサイズと耐久性により、保管コストや運賃も削減されます。
この薄型ケースは、人間工学に基づいた設計で安全に使用でき、作業者が真空ポンプの出荷準備や開梱にかかる時間を短縮することもできます。
この新しい再利用可能なケースは、これまで使っていた環境に配慮した使い捨て包装材に代わる、カスタム設計のターンキー梱包ツールです。
アメリカで製造されるすべての真空ポンプが新しい輸送用ケースで出荷されるようになるのは、2022年夏を見込んでいます。