スペアパーツとアクセサリー
高い性能と信頼性
品質の重要性は言うまでもありませんが、中でも特に重要なのが、アクセサリーとスペアパーツです。Busch純正のスペアパーツとアクセサリーのみをお使いいただくことで、お使いの真空ポンプ、ブロワーおよびコンプレッサーの最適なパフォーマンスと稼働の安全性、そして品質が保証されます。
当社は、お客様に安心してお使いいただけるよう、真空ポンプ、システム、ブロワー、コンプレッサーの純正スペアパーツおよびアクセサリーを幅広く取り揃えております。エアフィルターおよびオイルフィルターから潤滑剤やオイル、ならびにサービスキットまで、想定されるほぼすべての要件に対して、純正のアクセサリーおよびスペアパーツをご提供いたします。当社の培ったノウハウで、お客様のパーツ選定をサポートいたします。
Buschのパーツセンターでは、Busch純正スペアパーツのほか、ご要望に応じてサードパーティのオリジナルスペアパーツもご用意できます。また、各種真空ポンプ用オイルおよびその他パーツの在庫、および治具の用意もございます。ご注文いただいたパーツは、通常受注の翌営業日に本社工場から発送され、世界中のどの場所でもお届けいたします。
Busch純正アクセサリーは、それぞれ特定の製品に合わせてカスタマイズされ、製品の性能を高めるものです。これらは、簡単で有益かつコスト効率の高いソリューションであり、Buschの各種真空ポンプ、ブロワー、およびコンプレッサーにご利用いただけます。Busch純正アクセサリーでは、フィルター、ゲージ、継手、バルブ、サイレンサー、制御ユニット、ガスバラストバルブ、交換用カバープレートなどを始めとし、パフォーマンスの最適化に必要な幅広いアイテムをご用意しております。
FAQ
真空ポンプの主要部品は?
真空ポンプ内部のコンポーネントは、動作原理によって異なります。
ただし、ほとんどの真空ポンプの主要部品は次のようになっています。
1. 吸気ポート:吸引されたガスが吸気ポートを介して真空ポンプに入ります。
2. 回転コンポーネント:真空ポンプの中心に、回転するコンポーネントがあります。吸引されたガスをここで捕捉、排気前に圧縮し、昇圧させてから押し出します。回転コンポーネントのタイプは圧縮原理によって異なり、ロータリーベーン、インペラー、クロー、あるいはスクロールなどの種類があります。
3. シールとガスケット:シールとガスケットは、真空ポンプが気密性を保ち、真空を生成して維持できるようにするものです。
4. 潤滑システム:真空原理によっては潤滑剤が必要なものがあります。たとえば、一部のロータリーベーン真空ポンプはオイル潤滑式です。オイルが可動部とハウジング間の摩擦低減と、シールの役割を持ちます。
5. モーターまたは駆動装置:真空ポンプはモーターで動きます。
6. 冷却システム:真空ポンプの運転中には熱が発生するため、過熱を防ぐ冷却システムが必要です。冷却には、プロセスに応じて空気、水、あるいはその他の液体が利用されます。
7. フィルターとセパレーター:これらの重要なコンポーネントは、粒子や液体が本来入ってはいけない場所に入るのを防ぎます。これにより、真空ポンプとその周囲環境が保護され、排気されたガスの汚染を確実に防ぎます。
8. 排気口:所定の圧力まで圧縮されたガスは、排気口を通じて真空ポンプから排出されます。
真空ポンプはどのようにメンテナンスすればよい?
真空ポンプは、必ずメーカーの仕様に従ってメンテナンスを実施してください。仕様は、お使いの真空ポンプの取扱説明書またはお使いの真空ポンプ専用のサービスキットに記載されています。これらのガイドラインに従い適切なお手入れをすることで、性能が確保されます。
保証を守り、真空ポンプの性能を最大限に発揮させるために、メンテナンスには必ず純正スペアパーツを使用してください。メーカーの推奨事項に従って定期的な点検、オイル交換、フィルター交換を実施することにより、真空ポンプの耐用年数を延ばし、常に最高の性能を発揮できるようになります。
真空ポンプで定期的な交換が必要なのは、どの部品やアクセサリー?
真空ポンプには、定期的に交換する必要のあるコンポーネントがあります。たとえば、真空ポンプオイルは時間の経過とともに劣化し、潤滑特性が失われていきます。そのため、効率的に運転し続けるためには定期的な交換が必要です。フィルターやシールも交換が必要です。フィルターの詰まりやシールのリークがあると、真空ポンプの運転に高い負荷がかかり、効率性が低下してしまいます。また、ドライ式のロータリーベーン真空ポンプの場合、ベーンが摩耗します。ベーンの破損や真空ポンプの故障を引き起こす前に交換する必要があります。これらのすべてのコンポーネントを適切にメンテナンスすることで、最適な性能と耐久性が確保されます。推奨されるサービス間隔は、取扱説明書に記載されています。
真空ポンプを組み立て直すことはできる?
はい。組み立て直し、または再生は、真空ポンプの耐用年数を延ばす優れた方法です。ただし、実施はBuschのサービスエンジニアに限られています。真空ポンプを組み立て直すには、まず真空ポンプを完全に分解します。その後、各コンポーネントを検査、点検します。部品に摩耗や損傷が見つかった場合は、新品と交換します。摩耗や損傷がなければ清掃し、真空ポンプを再度組み立てて再校正し、再び稼働させるための準備をします。
真空ポンプの耐用年数はどのくらい?
産業用真空ポンプの寿命は、使用される用途やメンテナンスの頻度などの要因によって異なります。メンテナンスの行き届いた産業用真空ポンプは、平均で10年~20年程度ご利用いただけます。適切なケアを行えば、効率を落とすことなく、さらに長くお使いいだだける場合もあります。実際、Buschの真空ポンプの中には、30年以上使われ続けているものもあります。
真空ポンプの修理にかかる費用はどのくらい?
真空ポンプの修理にかかる費用は、非常に幅があります。どのような修理が必要か、ダメージの程度、真空ポンプが保証期間内かどうかによって異なります。Buschとのサービス契約の有無も重要となります。サービス契約があれば、リペアコストの一部または全額をカバーできる場合もあります。当社のサービスエンジニアが、必要な交換部品や作業の概要を説明した、透明性の高い見積もりをご用意します。お見積もりは当社までお問い合わせください。
Buschの真空ポンプの部品はどうやって交換する?
一部のメンテナンスは、お使いの真空ポンプの取扱説明書またはBusch純正サービスキットに記載されている手順に従い、実施していただくことが可能です。サービスキットには、真空ポンプのオイル、フィルター、ベーンの交換など、定期メンテナンスに必要なすべての部品が含まれています。
ただし、複雑な修理は専門知識を持った技術者にお任せいただくことをお勧めします。どの部品の交換が必要な場合であっても、Buschのフィールドサービスが喜んでお手伝いいたします。お客様の真空ポンプが最高の性能を発揮できるよう、プロフェッショナルなサポートをご提供いたします。
Buschでは、他の真空ポンプメーカーの部品も供給してもらえますか?
もちろんです。当社は、お客様のプロセスにおいてBuschだけでなく、さまざまなメーカーの真空ポンプが使用されている可能性があることを理解しています。他社製真空ポンプの修理やメンテナンスをする際は、そのメーカーのスペアパーツを使います。Busch製であっても、そうでなくても、メーカー純正スペアパーツが最適であることを、私たちは認識しています。
Buschにはどのような真空ポンプアクセサリーがありますか?
Busch純正アクセサリーには、フィルター、ゲージ、継手、バルブ、サイレンサー、制御ユニット、ガスバラストバルブ、交換用カバープレートなどをはじめとした、パフォーマンスの最適化に必要な幅広いアイテムが揃っています。Busch純正アクセサリーは、それぞれ特定の製品に合わせてカスタマイズされ、製品の性能を高めるものです。簡単、便利、かつ費用対効果の高いソリューションで、幅広いBusch真空ポンプ、ブロワー、コンプレッサーにご利用いただけます。エアフィルター、オイルフィルターから潤滑油、オイル、サービスキットに至るまで、純正アクセサリーやスペアパーツをご用意しています。
Buschからスペアパーツを入手するのにどれくらい時間がかかりますか?
Buschでは、Busch純正スペアパーツのほか、ご要望に応じてサードパーティのオリジナルスペアパーツもご用意できます。ご注文いただいたパーツの発送は通常、受注の翌営業日です。世界のどこへでもお届けいたします。各種真空ポンプ用オイル、メンテナンス用品も在庫しています。