1. 真空ポンプの排気速度を制御しましょう。自動で。
真空ポンプを一定速度で運転し続けることは、プロセスが必要としないときでも、常にエネルギーを消費することを意味します。需要に応じて回転数を調整し、大幅な省エネを実現しましょう。ECOTORQUE可変速ドライブ(VSD)は、モーターの回転数を調整するデジタルコントローラーです。これを利用することで、真空ポンプの排気速度を実際のプロセス要件に対して、正確に適合させることができます。その結果、大幅な省エネが実現します。
Buschは、予めECOTORQUE VSDを搭載した真空ポンプをご用意しています。また、後付ユニットで、既存の真空ポンプを簡単にアップグレードすることも可能です。
2. プロセスにおけるエネルギー損失を見極める。デジタルで。
プロセスの効率的な運用には、真空ポンプの運転状態の最適化が欠かせません。OTTOは、当社のデジタルサービスイノベーションです。お客様の真空ポンプの状態をモニタリングします。そして、潜在トラブルを事前にお知らせします。これにより、事前にメンテナンスを計画し、予期せぬダウンタイムを防ぐことができます。OTTOでは、たとえば、ロータリーベーン真空ポンプのエキゾーストフィルターの交換時期が通知されます。フィルターが飽和状態になると背圧が上昇し、真空ポンプの性能にマイナスの影響が及びます。そして、ポンプが正しく機能するためにより多くのエネルギーを消費するようになります。