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Karanjorro e.V.協会がセネガルに設立した学校で学ぶ生徒たち。出典:Karanjorro e.V.

Busch Groupがアフリカの教育プロジェクトを支援

ドイツのヘッセン州中心部のアスラーにあるKaranjorro e.V.協会は、セネガルの農村地域で教育機会の創出に取り組んでいます。特に力を入れるのが、少女や若い世代の女性たちの通学支援です。Busch Groupは、同協会に1,000ユーロの寄付をしました。

セネガルのサバンナでは基本的な必需品の多くが不足しています。水、電気、ヘルスケア、そして教育もそのうちの1つです。読み書きを学ぶために、わずか6歳の子どもたちが毎日、暗闇の中、砂埃の舞う土地を片道2時間かけて最寄りの学校まで歩かなければなりません。

「このような通学路は危険が伴い、ほとんどの親は怖くて子どもを通わせられません。結果として、この地域の子どもたちは教育を受ける機会を失っています。このような状況を私たちのプロジェクトで変えようと取り組んでいます。誰もが、教育を受ける機会を与えられて然るべきだからです」と、Karanjorro e.V.協会の共同設立者兼会長、Bernd-Michael Langer氏は語っています。Busch Groupの一社であるPfeiffer Vacuumも、協会と同じく、ここアスラ―を拠点としています。同社にとって、このような社会的プロジェクトへの支援は、会社の中核とも言える重要な取り組みとなっています。そのような理由からBusch Groupは、1,000ユーロの寄付を行い、同協会の支援を表明しました。

教育と機会均等へのコミットメント

Karanjorro e.V.協会は、すべての人が教育を受けられるようにすることを目指し、セネガルのサバンナ地域で活動しています。協会はアスラー出身のGisela Langer-Simon、Bernd-Michael Langer夫妻が設立した組織です。2010年に夫妻の発案で、ダカールの南約80kmにあるムブール地域に「Ecole Latyr Diouf」という学校を設立しました。この校名は、サバンナの中心にあるウィンデティウレイエ地区のリーダー、Latyr Dioufにちなんだものです。彼はこのプロジェクトの実現のために2,000平方メートルの農地を寄付しました。灯油缶を椅子にした仮設の野外教室として始まった学校も、今では6つの教室を備えた居心地良い場所になり、6学年、約120人の生徒が学んでいます。敷地内には井戸や保健室、そして最近植樹されたばかりの木々もあります。
同校は、この地域の若い女性および少女たちに特に注意を払っています。そのうちの1期生は、この学校のおかげで、ティエス地区の州都で最終試験を終えようとしています。この成功は、平等な教育機会の重要性を示すものであり、企業からの資金援助なしには実現が難しかったと言えるでしょう。「私たちは、教育と機会均等を支援するBusch Groupの活動に助けられています。小さな組織である我々は、企業の社会的コミットメントが頼りです。今回受け取った寄付で、教員のための宿泊施設を新しく建てる予定です。環境を整え、計画してきた午後の授業を実現したいと思っています。教員たちの通勤時間が非常に長いため、これまで午後の授業は開けませんでした。宿泊施設が完成すれば、労働条件が大幅に改善され、教育の質も向上します」と、Bernd-Michael Langerは話しました。