追い風を背に

最新のエネルギーの世界では、コンポジットオペレーター（旧 風力タービンオペレーター)と呼ばれる複合材料の専門技師の重要性がますます高まっています。彼らの多くは、風力エネルギーの代名詞とも言えるデンマーク出身です。BuschのSECO真空ポンプの寄付により、彼らの教育の完成度がさらに高まることになります。

デンマークの専門学校Tech College Aalborgは、未来の風力エネルギーのエキスパートを教育する場の1つです。ここでは、風力タービンの製造と組み立てに関する職業訓練が行われています。学生は、グラスファイバーの風力タービンブレードを設計して成形し、安全に鋳造する方法を学びます。訓練を終えると、コンポジットオペレーターとして認定されます。

寄贈された真空ポンプは、学生たちの学習に役立っています。それは、風力タービンのブレードが製造時や運転中に破損した場合のメンテナンスと補修の方法です。これには真空パックの手法を使います。真空下でグラスファイバーの補修に使用する材料から空気を抜くと、より強固に固定されます。

この真空ポンプは、Buschのセールスエンジニア、Henning Madsenより、教員のMartin Nielsen氏に手渡されました。同校とBuschは良好な信頼関係を築いています。実際、学校では多くのR5真空ポンプが使われており、それらのサービスはBuschが担当しています。