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持続可能性における卓越性

イノベーションと環境責任に対するPfeifferのコミットメント

気候変動という緊急の課題に直面している世界では、行動を呼びかける声がこれまで以上に高まっています。天然資源が減少し続け、地球温暖化が進んでいる中、特に製造業界には、それらに対処する大きな責任があります。グローバルに展開するBusch Groupの一員であるPfeiffer Vacuum+Fab Solutionsにとって、この責任は義務ではなく、大切なコミットメントです。責任あるコーポレートガバナンス、CO2排出量の削減、エネルギー消費量の最小化はPfeifferの企業戦略の基盤となっています。同社は、バリューチェーン全体を持続可能なものにすることに力を入れるとともに、購入の意思決定において効率性と持続可能性を優先する顧客の増加にも対応しています。
Pfeifferは、革新的でエネルギー効率の高い真空技術を開発することで、お客様のアプリケーションの持続可能性を向上させ、より持続可能な未来を育んでいます。さらに、よりグリーンな製造プロセスへの取り組みも進めていますが、これには、同社が大切にしている環境的、経済的、社会的責任が反映されています。このようなコミットメントは、多数の持続可能性プロジェクトに積極的に参加しているという点にも表れています。
持続可能性への取り組みが、持続可能なビジネスを促進

持続可能なビジネス慣行への取り組みの一環として、Pfeifferは国連グローバル コンパクトの10原則を実行することを約束しました。これは2000年に国連によって設立された世界最大の持続可能性イニシアチブであり、160か国から13,000社を超える企業が参加しています。Pfeifferは、これに賛同し、人権、労働基準、環境保護、汚職防止に関する原則に沿った戦略ならびに対策を採用することをお約束します。これらの分野での活動に関する年次報告は、透明性を確保し、会社の進捗状況を明らかにするものです。

半導体気候関連コンソーシアム(Semiconductor Climate Consortium:SCC)は、半導体産業のバリューチェーン全体にわたる協力を促進し、温室効果ガス排出量を削減するための先駆的なグローバルイニシアチブです。Pfeifferは、創設メンバーとして、特に気候保護に尽力しています。加盟企業は、パリ協定を支持し、1.5°C目標を達成するための共同アプローチを開発しています。

より持続可能な半導体産業に向けたこの取り組みを、Busch Groupのもう1つの会社であるcentrotherm clean solutionsも支持しています。同社は、このハイテク産業向けのガス除害システムのリーディングサプライヤーです。マイクロチップの製造では、基盤となる薄いシリコンディスクであるウエハーに絶縁層と導電層が塗布されます。複数の製造工程においてさまざまなプロセスガスが使用されていますが、その中には地球温暖化につながるものも含まれます。適切に処理しなければ、これらのガスが環境に大きな害を及ぼす恐れがあります。centrotherm clean solutionsのガス除害システムは、このようなプロセスガスの地球温暖化への影響を低減し、より環境に配慮した責任ある製造プロセスを確保する目的で設計されています。有害な排出物を効果的に中和することで、同社は半導体メーカーが規制要件と持続可能性目標を達成するのを支援し、業界をクリーンでグリーンな未来へ導いています。

さらに、Pfeifferは、国連グローバルコンパクトや世界自然保護基金(WWF)などの国際機関が主導する科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(Science Based Targets Initiative:SBTi)にも参加しています。このイニシアチブでは、企業に対し、科学に基づく排出量削減目標を設定した上で、遅くとも2050年までに実施することを求めています。この取り組みにより、Pfeifferは気候変動との戦いに大きな影響を与えるという力強いコミットメントを示しています。

持続可能性対策への評価

持続可能性に関する同社の成果は、これまで数回にわたり評価されてきました。ドイツのアスラーにある同社の施設は先頃、EcoVadis持続可能性評価で金賞を獲得しています。この賞は、評価対象となった世界中の製造会社の中で上位2%に入っていることを示すものであり、Pfeifferの受賞は2度目となります。これは、環境への影響、労働と人権、倫理、持続可能な調達など、幅広い持続可能性基準に基づいて与えられます。同社の温室効果ガス管理システムの有効性と、その意欲的な脱炭素プログラムが科学的根拠に根差した拘束力のある目標に基づくものであることが認められました。

「当社のサステナビリティへの献身的な取り組みが評価されました。私たちは、すでに高い水準に達していますが、昨年の実績をさらに上回り、全体的なスコアを引き上げることができました。EcoVadisの金賞を2回連続で受賞したことは、来年の更なる努力に向けた大きなモチベーションとなります」とPfeifferのCIOであるThilo Rauは語っています。

カリフォルニア州イリーカにあるPfeifferの拠点は、カリフォルニア州のサービス地域におけるBlue Sky Business Partner Luminary Awardの第一回目の受賞者となりました。この賞は、総電力消費量を100%再生可能エネルギーで賄う企業に贈られるものです。

大手持続可能性評価機関の1つであるSustainalyticsによると、Pfeifferは、持続可能性要因によって重大な財務的影響を受けるという点で、中程度のリスクにさらされている企業として分類されています。これは、企業が直面しているリスクは中程度であるものの、CSR(企業の社会的責任)問題に対する管理がしっかりしていることを示しています。Sustainalyticsは、強力なコーポレートガバナンスが企業全体のリスクを軽減するのに役立っていることを強調しました。Pfeifferは、大きな問題に巻き込まれたこともありません。
私たちは、誠意を持って持続可能性に取り組んでおり、その努力が評価されたことを誇らしく感じています。私たちの施策を継続的に最適化し、業界基準を超えることで、当社だけでなく、世界のコミュニティや地球の保護にも利益をもたらしたいと考えています。
Pfeiffer CEO、Wolfgang Ehrk