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出典:Vera Kuttelvaserova - stock.adobe.com

世界の生産工場におけるBuschのグリーンアクション

Busch Vacuum Solutions は、同社の8つの生産工場すべてに対して、一連の持続可能性対策を義務付け、実施しています。

持続可能性は実践されなければなりません。持続可能性の文化が必要です。そのためには、周到に準備されたプロセスが必要です。
Klaus Uhrig - Buschグローバルプロダクションマネージャー
Buschは、消費量を定量化することで、継続的にコスト削減に努めています。
定量化が重要なのは、それがアプローチの見直しや、適切な行動につながるからです。定量化できれば、管理できます。
Klaus Uhrig、グローバル生産マネジャー
当社は、各プロセスが正しく実施されるよう、最新の注意を払っています。世界8カ所のBuschの生産工場はすべて、認定された外部監査人によるエネルギー監査を受けることが義務付けられています。監査により、節約や最適化の可能性をさらに見出すことができ、結果として、エネルギー効率を高める方法もより多く見つけられます。また、監査をすることで以前の変更を検証し、どのような改善がもたらされたか、透明性を持って証明することができます。
持続可能性に関するもう1つの対策は、継続的な漏れ検査の実施です。これは、圧縮空気の漏れを検出し、不必要なエネルギー消費を避けることを目的としています。製造施設の定期監査が、正しい漏れ検査の実施や、無駄なシステムの稼働防止につながります。
Buschでは建物の温度も管理しています。夏季には冷しすぎず、冬季には暖めすぎないよう測定と点検を行います。加えて、実際のエネルギー消費量も監視する必要があります。
エネルギー効率も購買プロセスにおける選択基準となり、将来的にはエネルギー効率の良いものだけが購入されるようになります。
さらに、ワンウェイパレットと呼ばれるパレットの再利用性も、すべての工場でテストされています。破損したものだけがリサイクルされ、無傷のパレットは再び使用されます。他にも、包装用段ボールは、充填材として再利用しています。廃棄物ステーションも新しくなり、廃棄手順に透明化が図られ、分別が簡単になります。複雑だった材質分別のプロセスが改善され、より素早くリサイクルできます。
また、各工場では、施設や製品試験プロセスのエネルギー効率を高めるために、さまざまな積極的対策を講じています。太陽光発電システムを複数の工場で導入、送電網の電力ロスを削減、プロセスの排熱を暖房に使用、照明をLEDに交換、と数々の省エネ対策を実施してきました。
もちろん、従業員の行動に影響を与えるのも、当社の持続可能性のコンセプトの一部です。従業員の意識や意欲を高めるための啓発キャンペーンを企画したり、お客様や従業員が自由に使える電気自動車用の充電ステーションを無料で提供したりしています。そうすることで、従業員は企業の持続可能性に自ら貢献することができます。