ZEBRA
2段式オイル潤滑ロータリーベーン真空ポンプ
ZEBRAシリーズでは、産業および分析プロセス向けの2段式ロータリーベーン真空ポンプを提供しています。これらの真空ポンプは、研究所から製造ラインまで、幅広い用途の要件を満たすよう設計されています。
ZEBRA真空ポンプは、堅牢性と信頼性を特徴としています。運転音が静かであるため、騒音値の低さが不可欠な用途に最適です。
動作原理
ZEBRAは、2段式オイル潤滑ロータリーベーン真空ポンプです。どちらのステージにも、それぞれ2枚のベーンが組み込まれたローターが偏心的に取り付けられています。ローターが回転すると、遠心力によりベーンがスライドしハウジングに押し付けられ、ベーンとハウジングの間に空間を形成します。吸引されたガスはこの空間に捕捉されます。
回転によりこの空間の容量が小さくなり、 吸引されたガスが圧縮され、第2ステージへ運ばれます。第2ステージも同様の原理で動作します。圧縮されたガスはその後排気されます。
潤滑には、高機能なオイル循環ポンプを使った最新の強制循環方式が採用されています。
ZEBRA RH
研究や産業用途における厳しい要件向けの信頼性の高い中真空を提供
- 世界で運転可能なモーター
- 定評のある技術
- 強制循環式オイル潤滑
- 連続運転を想定した設計
ZEBRA RHシリーズのメリット
ZEBRA RH 2段式ロータリーベーン真空ポンプは、中真空領域の一般産業および分析用途向けの定評のあるソリューションです。この真空ポンプは、リークディテクター、熱処理、プラズマ処理などに適しています。
マルチ周波数モーターを搭載し、世界のどこでもご使用いただけます。強制的なオイル潤滑、調和のとれた材質、および最先端の技術を利用した精度の高い製造法などにより、連続運転においても一貫して優れた真空レベルをキープします。
ZEBRA RH 真空ポンプには、高機能なオイル循環ポンプが搭載されています。これにより、非常に優れた運転品質とチャンバーの気密性が確保されます。
排気部には逆止弁を備えており、真空ポンプを停止した際に圧縮チャンバーへオイルが逆流することはありません。