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原油の蒸留

原油からガソリン、ディーゼル油、航空燃料、灯油を作るには、まず各成分に分解する必要があります。

crude_oil_distillation

原油の蒸留の仕組み

これには石油精製所の蒸留プロセスを利用します:まず原油を大気圧の管状炉で約370℃まで加熱し、蒸発させます。蒸気は蒸留塔(精留塔)に運ばれます。蒸気がその塔の中を上昇するに従って温度が下がります。原油成分の沸点に応じて異なる温度で凝縮するため、別々に抽出することができます。

大気圧での蒸留プロセスでは、成分が劣化(クラック)するため400°Cを超えることはありません。しかし、この温度では完全に分離しきれず、高沸点の成分が塔の底に残ります。これは常圧残油と呼ばれます。

この残油は、真空を使い2回目の蒸留にかけられます。減圧(約10~50 mbar)すると沸点が下がるため、わずかに温度を上げるだけでさらなる分離が可能となります。このプロセスにより、次のような貴重な製品が抽出されます:
減圧軽油(VGO)、含ろう油、および更に処理する中間生成物としての真空残渣

最適な製品

スクリュー真空ポンプCOBRAおよび水封式真空ポンプDOLPHINは、原油の真空蒸留に使われる製品です。用途によっては、メカニカルブースターPANDA、スチームエジェクターと併用される場合もあります。
  • r5_rd_0360_a
    R5

    オイル潤滑ロータリーベーン真空ポンプ

    詳細情報
  • cobra_nx_0450_a
    COBRA Industry

    ドライスクリュー真空ポンプ

    詳細情報
  • dolphin_la_0143_a_1
    DOLPHIN

    水封式真空ポンプ

    詳細情報
  • huckepack_ho_0429_f
    HUCKEPACK

    ワンス スルー オイル式ロータリーベーン真空ポンプ

    詳細情報