新しいMINK MM 0182 / 0142 / 0104 / 0084 Aは、実証済のMINK MM 1142 / 1102 /1144 / 1104 BV の改良バージョンです。質量は約15%軽くなっていますが、堅牢性と性能は先行モデルと同等です。取り合いの位置も同じなため、新しい真空ポンプは旧バージョンと1対1で置き換え可能です。真空システム内でも同様です。
実証済みの非接触式ドライ真空テクノロジーにより、新しいMINK MMは極めて効率的、そしてほぼメンテナンスフリーです。加えて、再設計された3パーツ構成のハウジングが、サービス性を向上させています。内部にアクセスしやすいため、メンテナンス作業は迅速で効率的です。オイルドレンも最適化しています。特殊なオイルドレンツールは、オイル排出時に逆流しない設計になっています。
この真空ポンプは、食品産業、病院、医療施設、CNC ルーターでのクランプ、木材加工、さらにはプロセスの改善とエネルギーコストの削減を求める幅広い業界、用途でお使いいただけます。
新しいMINK MM 0182 AおよびMINK MM 0142 Aは到達圧力40hPa（mbar）までの低真空アプリケーション向けに設計されています。一方、MINK MM 0104 AおよびMM 0084 Aの設計は、到達圧力60hPa（mbar）です。
真空ポンプにはインレットフィルターまたは真空リリーフバルブの装着が可能で、監視用にBusch IoT Kitを後付けすることができます。湿度の高い環境での使用向けに、耐食性を持つAquaコーティングを施したAquaバージョンもご用意しています。このバージョンでは特殊フィルターと凝縮水ドレンもご利用いただけます。
新しい MINK MM 0142 A。出典：Busch Vacuum Solutions