Dolphin水封式真空ポンプおよびコンプレッサが、ボトルワインの品質を改善

Santo Domingo, Argentina ワイン製造工程において、酸素は重要な役割を果たします。しかし、タイミングを誤ると、酸素によってワインの品質や賞味期限が損なわれてしまいます。アルゼンチンのワイン製造協同組合であるLa Federación de Cooperativas Vivinícolas Argentinas(FeCoVitA)は、瓶詰め工程での脱気にBuschのDolphin水封式真空ポンプを利用し、ワインの品質を確保しています。
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酸素は、ワイン製造工程において不可欠であり、多くの利点があります。たとえば、圧搾されたばかりの果汁に酸素を溶け込ませると、ワインの口当たりが柔らかくなり、色味も安定します。発酵の初期段階では、イースト菌の健全な繁殖にとって酸素は不可欠です。しかし、酸素が多すぎるとワインに「酢のような」特徴が生じ、「古い」臭いを発するようになります。これは、絞りだし(濾過)、くみ上げ、樽またはタンクへの充填(特に樽等を満タンに満たさない場合)など、初期発酵後の多くの工程で生じる可能性がありますが、特に瓶詰め工程が重要となります。

その原因は、ワインに含まれるアルコールがバクテリアによって酸化されたときに生じる酢酸です。これを中和するために、ワインメーカーは酸化防止剤として二酸化硫黄を添加します。ほぼすべてのワインに、少なくとも1種類の酸化防止剤が含まれていますが、空気との不必要な接触を減らす、つまり、瓶詰め工程で脱気を行うことによって、使用する二酸化硫黄の量を減らし、より味の良いワインに仕上げることができます。

大手のワイン製造協同組合であるFeCoVitAは、Dolphin水封式真空ポンプを利用し、コルク栓をはめる前にワイン表面の酸素を除去しています。

Dolphin水封式真空ポンプは汎用的なソリューションであり、幅広いサイズを取り揃えているほか、多彩なアクセサリーやオプションにより、あらゆるプロセスに対して真空ポンプを適応することができます。水封式技術に基づくDolphin真空ポンプは封液として水を使用します。これにより、真空ポンプ内にいわゆるリキッドリングが形成されます。これが圧縮チャンバーを囲んで完全な密閉状態を作ります。インペラーが偏心して設置されているため、回転に応じてチャンバーが拡張し、ガスが吸入口から取り入れられます。さらに回転すると、チャンバーの容量が減ってガスが圧縮され、ポンプの排出口より放出されます。

Dolphin水封式真空ポンプは、炭酸飲料のカウンタープレッシャー充填やビールの瓶詰め業者など、充填用途で幅広く利用されています。

FeCoVitAは、29のワイン醸造者組合を代表する約5,000軒のワイン醸造業者の作るワインを瓶詰めして販売しています。輸出先は世界40か国以上にのぼります。同協同組合は、メンドーサ州の中心地、マイプを拠点としています。


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