インダストリー4.0に対応:圧力制御を搭載した新しいロータリーベーン真空ポンプ

Maulburg, Germany Buschが市場に投入する新しいR 5 PLUSは、食品包装向けの先駆的な真空ポンプです。圧力制御運転も定速運転も可能なため、エネルギー効率に優れたポンプとなっています。包装機に単独で搭載し使用しても、集中真空システムに使用しても、R 5 PLUSは確実に設定した排気速度を維持します。また、包装サイズに関わらず、必要な真空レベルを正確に保つこともできます。可変速ドライブにより、この真空ポンプは440~760 m3/hという幅広い範囲の排気速度に対応し、到達圧力は0.1 hPa(mbar)に達します。さらに、すべての運転データが記録され、恒久的に保存されます。このデータは、搭載されたディスプレイで直接確認できるほか、Modbus TCP/IPクライアント/サーバープロトコル経由で転送することもできます。また、コンピューターから真空ポンプをリモート制御することも可能です。このように、Buschの新しい真空ポンプはインダストリー4.0に対応しています。
Buschの新しいR 5 PLUSロータリーベーン真空ポンプは、エネルギー効率に優れているだけでなく、インダストリー4.0に対応する接続機能も兼ね備えています 。写真:Busch Dienste GmbH
Buschの新しいR 5 PLUSロータリーベーン真空ポンプは、エネルギー効率に優れているだけでなく、インダストリー4.0に対応する接続機能も兼ね備えています 。写真:Busch Dienste GmbH

R 5 PLUSには運転モードが2種あります。ディスプレイに表示される直感的なメニュー構造に従って、ユーザーは定速モードまたは圧力制御モードを選択できます。最適な運転モードは、包装のタイプによって異なります。たとえば、わずか数秒の排気サイクル間隔で小さなパッケージを次々に包装する場合は、真空ポンプを作動させたままにするのが効率的です。ディスプレイ上で直接速度を調整することにより、包装の品質やサイクルタイムに悪影響を及ぼすことなく、その時点の需要に適合させることができます。つまり、440~760 m3/hの範囲であれば、どの速度でも一定に保つことが可能です

長い包装サイクルで運転する場合、あるいは集中真空システムで使用する場合は、速度制御がより適した選択肢となります。この場合、真空ポンプは排気速度の変化にかかわらず、予め設定された真空レベルを維持します。必要な真空レベルに達すると、R 5 PLUSは最低速度の35 Hzで運転を続け、急に排気速度を上げる必要が生じた場合は、回転速度を上げることで対応します。非稼働時間が長くなる場合は、エコモードでオン/オフを自動的に変えることが可能です。 

R 5 PLUS真空ポンプは、Buschの定評のあるロータリーベーン真空技術をベースとしています。排気速度は一貫して高く、5 hPa(mbar)到達時点でも大気圧時の排気速度の70%をキープします。
ロータリーベーン真空ポンプの基本的なメリットとして、圧力が下がると消費電力も低下するという点が挙げられます。ロータリーベーン真空ポンプでは、再起動した時点から約300 hPa(mbar)に達するまでの間に最も消費電力が大きくなります。到達圧力が10~0.1 hPa(mbar)の範囲におけるこのポンプの消費電力は、定格出力のわずか40~60%です。
この特性だけでも、R 5 PLUSがその性能クラスの中で最も強力かつ効果的な真空ポンプであることがわかります。また、R 5 PLUSでは2つの運転モードから自由に選択できるほか、需要に合わせて出力調整されるため、さらに多くのエネルギーを節約できます。

標準搭載されたPLCは、すべての動作データを記録し、恒久的に保存します。これにより、もちろん連続したデータを記録するだけでなく、アラームや警報の発報も可能になります。ディスプレイに表示されるメニューは分かりやすく、警報表示や発報基準の設定も簡単です。PLCによって記録されたデータはすべて、アナログ形式またはデジタル形式で他のPLC、コンピューターまたはSMSコントロールユニットに転送することができます。こうした機能はR 5 PLUSロータリーベーン真空ポンプに充実した接続機能が備わっているからこそ可能となります。 


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